foujitatsuの日記

QGISを操作する画面と作成した地図の画像を載せるブログ

主題ポイントデータと背景図で主題図作成を試してみる (1)WMTSレイヤ追加の設定

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  1. 主題(テーマ):伝えたいこと・もの
  2. ポイント:点 ライン:線 ポリゴン:面
  3. 背景図(ベースマップ、基図):主題図の主題データの背景になる地図
  4. 主題図:主題を明らかにするための工夫がされた地図(対義語は一般図)
  5. レイヤ:背景図や主題ポイントデータのように主題図を構成する各層(Layer)

 

QGISでWMTS(ウェブマップタイルサービス)の接続を追加して背景図にする

 ① QGISのメニュー【レイヤ(L)】―レイヤの追加 ►WMS/WMTSレイヤの追加

ウェブマップタイルサービスを利用するための接続先情報を設定する

WM(T)Sサーバからレイヤを追加(QGIS 2.18.18)

 ②【新規(N)】ボタンを押下

ウェブマップサービス接続の詳細に、名称「地理院タイル」とURLを設定する

新規WMS接続の作成(QGIS 2.18.18)

 ③ 名称「地理院タイル」

 URLは、GitHub地理院タイルのWMTSメタデータ提供実験」より

github.com

WMTSメタデータ(設定値):

https://gsi-cyberjapan.github.io/experimental_wmts/gsitiles_wmts.xml

 

 ④「地理院タイル」へ接続して、選んだタイルセットを追加する。

タイルセットのタイトルから追加するレイヤを選ぶ(Web Map Tile Service)

WM(T)Sサーバからレイヤを追加(QGIS 2.18.18)タイルセット

 ⑤ おすすめタイルセット5点

  1)標準地図

  2)白地図

  3)淡色地図

  4)他機関の情報_情報集中地図 平成27年総務省統計局)

  5)起伏を示した地図 陰影起伏図

   ※これらの名称は、QGISのレイヤパネルでの表示名

タイルセットのタイトルでソート(昇順)にしてスクロールバーを一番下へ

WM(T)Sサーバからレイヤを追加(QGIS 2.18.18)タイルセット一番下

  「WM(T)Sサーバからレイヤを追加」画面でのタイトル名:レイヤ名(位置)

    タイトルで昇順ソートを行って探す。

  1)標準地図:std(昇順ソートでの、垂直スクロールバーによる一番下)

  2)白地図:blank(標準地図のちかく)

  3)淡色地図:pale(昇順ソート、垂直スクロールバー下から6分の1ぐらい)

  4)他機関の情報_人口集中地区 平成27年総務省統計局):did2015(同上)

  5)起伏を示した地図_陰影起伏図:hillshademap(同上)

 

 

主題ポイントデータと背景図で主題図作成を試してみる

 WMTSレイヤ追加(画像による手順の復習)

  1)【レイヤ(L)】―レイヤの追加 ►WMS/WMTSレイヤの追加

ウェブマップタイルサービスへ接続して地理院タイルを利用する設定はここから

【レイヤ(L)】―レイヤの追加 ►WMS/WMTSレイヤの追加(QGIS 2.18.18)

 2)例として、はじめに標準地図を追加した。

タイルセットタイトルソート(昇順)スクロールバー一番下で標準地図を選択追加

WM(T)Sサーバからレイヤパネルへ標準地図を追加(QGIS 2.18.18)

 3)5つの背景図をレイヤに追加した。

タイルマップの追加順に上書きされ、大陸は淡色地図、日本列島は陰影起伏図を表示

WM(T)Sサーバから5つのタイルマップレイヤを追加(QGIS 2.18.18)並び順の変更前

 4)レイヤ順序パネルの「描画順序の制御」にチェック(✔)を入れる。

 レイヤパネルでチェックが入っていて、レイヤ順序パネルの一番下のレイヤから上へ順番に、レイヤが重ねられる。(次図は、標準地図レイヤが一番上にくる場合)

タイルセットの地図同士の重なりに注意してレイヤの順番を上下入れ替える

レイヤ順序パネルの「描画順序の制御」にチェックしてレイヤを上下入れ替え

 5)タイルセットの地図同士の重なりに注意してレイヤの順番を上下入れ替える。

 レイヤ順序パネルで、下から順番に、淡色地図ー標準地図ー起伏を示した地図_陰影起伏図ー白地図ー他機関の情報_人口集中地区平成27年総務省統計局)という順番に変更した。

下から、淡色地図ー標準地図ー陰影起伏図ー白地図ー人口集中地区の順に変更

レイヤ順序パネルにてタイルマップレイヤの順番を変更した後(QGIS 2.18.18)


 

 白地図都道府県の境界線と形しかわからないため、ほかの地図の上に重ねて配置し、透過性をあげなければ使い道がない。ここでは白地図の透過性の設定を次の手順として行っていく。

透過性のない白地図でその下の地図は塗りつぶされて人口集中地区のみ見えている

淡色地図ー標準地図ー陰影起伏図ー白地図ー人口集中地区の順に重ね合わせ

 6)レイヤパネルにて透過性をあげるレイヤで右クリックしプロパティを選択する。

 WMTSを利用して取得したタイルセットは、全体的に情報量が大きいためか、どのレイヤでプロパティを呼び出す場合にも(応答なし)の現象がQGISにて起こる。そのまま放置しておけばQGISが動作可能になる場合は多い。

レイヤパネルの右クリックメニュー(コンテキストメニュー)でプロパティ

レイヤパネルの白地図で右クリックしてプロパティを選択する

 7)レイヤプロパティで透過性の「全体の透過率」を設定する。(例として50%に設定)

レイヤプロパティの透過性にて全体の透過率を50%に設定する

レイヤプロパティー白地図メタデータ|透過性 全体の透過率50%に設定

 8)標準地図ー陰影起伏図ー白地図(透過性50%)ー人口集中地区の重ね合わせ

 淡色地図は標準地図に塗りつぶされて見えていない。日本列島の周りに白地図で真っ白に塗りつぶされていた標準地図の海の部分が透けて見えている。陰影起伏図も透けて見えるようになり、その上の白地図で県名と県境がわかるようになっている。

 ここでの主題データは人口集中地区となり、各県の山地・平地の起伏がわかり、平地に人口集中地区が多いとわかる。

レイヤ順序パネルの重なり順を確かめてレイヤパネルで透過性を設定した結果

標準地図ー陰影起伏図ー白地図(透過性50%)ー人口集中地区の重ね合わせ

 WMTSレイヤ追加(画像による手順の復習)ここまで

 

本稿「主題ポイントデータと背景図で主題図作成を試してみる」続きの

(2)自作のデリミティッドテキストレイヤ追加とレイヤ順序修正・レイヤ選択

は、別のページへ。(問題発生にて、さらに(3)へ続く)

 【レイヤ(L)】―レイヤの追加 ►デリミティッドテキストレイヤの追加

 【ビュー(V)】―パネル    ►レイヤ順序パネル

レイヤパネル・レイヤ順序パネルの操作も復習する。